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人間は脳を10%しか使っていないという。
この脳みそ10%理論は昔から超能力などの世界で頻繁に使われている説で、
要するに人間の脳には残り90%の「眠っている力」があり、
それを引き出せば超能力や第六感など「隠された力」が覚醒するとか。
しかし、人間の脳は非常にデリケートに出来ていて、
わずかな損傷でも重大な障害を引き起こすようになっています。
脳が本当に10%しか使われていないならば
脳の損傷は対した被害にはならないはずだし、
頭蓋骨のような非常に硬い骨で覆う必要も無い。
そもそも、人間は使われていない部位は衰えるもの。
脳が10%しか使われていないならば、残りの90%は衰えています。
「実際に脳の全てが活動しているわけではないことは脳波で分かる」
という主張をされるかもしれませんが、
別に人間の脳の全てが「同時に」活動しているわけではないのだから、
これは当然のこと。
脳は全てがオンリーワンではなく、
「余剰」と呼ばれる余分な機能もあります。
かなり昔の話、事故で脳の半分が失われたが、
子どもだったおかげか無事だった脳が
右脳と左脳の双方の能力を得て成長したという事例があります。
脳機能の通路は、一つの道ではなく、複数の道が存在します。
これは、確かに無くてもかまわないものだけれど、
何らかの異変が脳に起きた場合に代わりに道を提供してくれる、
言わば「安全装置」とも言うべき機能であり、
決して超能力とかを目覚めさせるための機能ではありません。
この「脳が10%しか使われていない」という言葉の
10%の数字がどこから出てきたか。
これはどうやらアインシュタインが遺したらしい
「我々人間は潜在能力の10%しか引き出せていない」
という言葉から来ているようです。
これは別に、アインシュタインが超能力や隠された力を言い出したわけではなく、
単純に「努力をすることで、潜在能力を引き出せる=努力をしなさい」と主張したかっただけ。
- 2011/03/25|
- カテゴリ:信じてしまう系
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