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日本は狐の怪談等が沢山残っている。
その中で最も有名なのは「九尾の狐」ではないだろうか。
「九尾の狐」で有名なのは「白面金毛九尾の狐」
三国随一の大妖怪と言われる程の実力。
古代中国で王后を喰い殺し
王后に化け酒池肉林等の暴政を働いたが、
太公望に処刑された。
しかし、そのときに体が三つに分散したと言われている。
次に九尾は少女に化け日本にやって来る。
来日した時は何もしておらず、
それから約380年後に宮中に仕え
鳥羽上皇と契りを結ぶ。
その契りにて病を発した鳥羽上皇を調べた陰陽師(晴明・泰成・泰親)によって
正体がバレ、白面金毛の姿で逃亡するはめになる。
その後、各地で暴行をし続け上皇の軍勢により殺されるのだが、
心臓を貫かれた直後巨大な毒石に姿を変えてしまう
(この毒石は観光名所として有名。いわゆる「殺生石」である)。
そして室町時代、玄翁和尚により破壊され
全国各地に飛散したのだ、という。
これが伝承されている話であるが…気になることが一つ。
残りの二匹は何処へ行ったのか。
もしかしたら、未だにどこかから世界を操っているのかもしれない…。
- 2008/03/17|
- カテゴリ:怪奇・怖い話系
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